公開日:2026年9月29日
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「伸ばしてほしいのは出玉であって、隣の席への足じゃない」 店の問題か、人の問題か

一行で全部を言い切った投稿がありました。

「伸ばしてほしいのは出玉であって、隣の席への足じゃない」

添えられていたのは、来店演者が隣の席に足を伸ばし、一般客が座れなくなっている映像です。

いいね764、リプライ283、表示約90.5万。 かなりの規模で議論が起きました。

リプ欄は「店が悪い」に傾いた

集まった反応を見ると、矛先が演者個人より、店に向かっているのが特徴的でした。

  • 「この演者を呼んだ店側が問題だと思う」
  • 「座ろうと思っても、物理的に無理なのでは」
  • 「一般客のこれも勘弁してほしい。打ちたくても逆ギレが怖くて座れない」

1つ目、「呼んだ店が悪い」。気持ちは分かります。

ただ、私はこれには同意しません。

これは、店の問題ではなく人の問題

考えてみてください。

店が演者を呼ぶとき、事前にこう確認するでしょうか。

「当日は、隣の席に足を伸ばさないでくださいね」

しません。 確認するまでもないからです。

事前に確認しないこと理由
隣の席に足を伸ばさない常識の範囲だから
台を叩かない常識の範囲だから
吸い殻を下皿に捨てない常識の範囲だから
他の客の席を塞がない常識の範囲だから

そもそも、そういうことをする人が来るとは想定していません。 当然です。

呼ぶ側に予見できるのは、せいぜい知名度や集客力、実戦の上手さくらい。座り方まで事前に審査するのは、現実的に無理があります。

先日の吸い殻の話と、同じ構造

先日、加熱式たばこの吸い殻を下皿に捨てる客について書きました。

あのとき、「セルフ式の灰皿だから捨ててしまう」という店の設備を問う声もありました。それに対して私は、こう書きました。

「無いなら、どこかにある。取ってくればいい。設備が不便だから下皿に捨ててもいい、という理屈は成立しない」

今回も同じです。

店が呼んだから足を伸ばしていい、という理屈は成立しません。 足を引っ込めればいいだけです。

むしろ、演者だからこそ問題が大きい

ここは少し踏み込みます。

演者は、店に呼ばれて来ている立場です。つまり、その日の店の顔として座っている。

立場一般客来店演者
来店の理由自分の意思店から報酬を受けて
周囲からの視線特にない注目されている
撮影される可能性低い高い
振る舞いの影響本人のみ店の評判に直結する

集客のために呼んだ人が、一般客の席を塞いでいる。 投稿者が「本末転倒」と書いたのは、まさにこの点です。

店にとっても、これは完全な迷惑行為です。ギャラを払って、評判を落とされている。

演者を取り巻く環境も、関係しているかもしれない

先日、演者の淘汰について書きました。演者の数が増えすぎ、発注元のホールは10年で半減している、という話です。

そのとき紹介したのが、ギャラの相場でした。最低クラスで5万円、そしてギャラには実戦費用が含まれているケースがほとんど。

一日中座って打つ仕事で、疲れるのは分かります。 長時間の実戦で姿勢が崩れるのも、理解はできる。

ただ、それは隣の席を塞いでいい理由にはなりません。 疲れているのは、一般客も同じです。

では、店に責任はまったくないのか

公平に書きます。店の責任がゼロだとは思いません。

ただし、それは「呼んだこと」の責任ではないと考えます。

責任の種類問えるか
事前の予見(呼んだこと)難しい。常識の範囲を確認する必要はない
事後の対応(見つけて注意すること)問える。店内の秩序は店が守るべきもの

問題が起きたときに、それを放置したかどうか。 店の責任は、ここにあると思います。

先日、ホールのマナー違反について書いたときに、「セルフ化で店員の数が減り、気づく機会そのものが構造的に減っている」と書きました。そして「客の立場から注意するのは現実的にかなりしんどい」とも。

今回も、一般客が「足をどけてください」と言えたかというと、かなり難しいでしょう。相手は注目されている演者で、周りにはファンもいる。

だからこそ、店員が気づいて対応する必要がある。 ここは店の仕事です。

そして、一般客も同罪

リプ欄の3つ目の反応。これも見逃せません。

「一般客のこれも勘弁してほしい。打ちたくても逆ギレが怖くて座れない」

演者だけの問題ではないということです。

荷物で隣を塞ぐ。足を伸ばす。上着を置いて席を確保する。一般客でも、普通に見かけます。

先日、負けて絶叫する人の記事で書きました。「注意した側が損をする」構造です。

結果
注意した逆ギレされるリスク
注意しなかった座れない

どちらを選んでも損をする。 だから多くの人は、黙って別の台を探します。

そしてその積み重ねで、席を塞ぐ人は「塞いでも何も言われない」と学習します。

ユーザーの反応

この投稿への反応を要約して紹介します。

  • 「集客のために呼んだ人が客の邪魔をしているのは、本末転倒だ」という指摘(投稿に同意する反応要約)
  • 「こういう演者を呼んだ店側に問題がある」という指摘(店の責任を問う反応要約)
  • 「隣に座ろうとしても、物理的に無理な状態だ」という声(状況を確認する反応要約)
  • 「一般客にも同じことをする人がいて、逆ギレが怖くて座れない」という指摘(一般客も同罪とする反応要約)
  • 「演者か一般客かに関係なく、単純にマナーの問題だ」という声(本質を突く反応要約)

5つ目。これが結論だと思います。

まとめ

「伸ばしてほしいのは出玉であって、隣の席への足じゃない」。見事な一行でした。

リプ欄は「呼んだ店が悪い」に傾きましたが、私はそう思いません。店は「足を伸ばさないでください」と事前に確認しないし、そんな人が来るとも想定しない。 これは呼ぶ側の問題ではなく、その人の問題です。

店に責任があるとすれば、見つけたときに対応しなかったこと。事後の話です。

そして演者であれ一般客であれ、やっていることは同じです。 隣の席は、隣の人のもの。

先日の記事で、「ホールでは、その人の丁寧さが驚くほど正確に出る」と書きました。座り方ひとつで、その人がどういう人かは、周りに全部伝わっています。

足は、自分の席の範囲に。それだけのことです。


※本記事は2026年9月29日時点の情報に基づきます。投稿の内容および反応はSNS上の投稿を要約したもので、原文の引用ではありません。

パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みに注意しましょう。

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